8月初めの夏の季節に、当時付き合っていた彼氏と1泊2日で熱海に温泉旅行に行きました。お互い仕事をしているので、夏季休暇の予定を合わせての旅行で、彼からの誘いです。先日のホリデー 日帰り旅行の際は私から誘ったのですが、一緒に恋愛祈願のお参りをしたり、とても楽しかったです。今回の熱海に向けて二人でガイドブックを買って、計画を立てて、宿を決めました。交通手段は彼の車で、ドライブも兼ねての2人での初旅行となり、緊張と期待でたくさんでした。平日に行ったので道は空いていて、快適な高速道路でした。

ドライブしながら、海老名のSAに寄ってゆっくり見て周り、ここではアイスを食べました。平日でしたが意外に観光客が多くいて、休みの人も多いんだなと思いました。夏休みだったので家族が多く、にぎわっていました。

熱海が近づくとヤシの木が出てきて「海!」という感じです。着いてからお昼を食べに行こうとなり、旅館に駐車してから熱海駅方面に歩いて行って、海鮮丼を食べました。海の幸が新鮮でとても美味しかったです!また熱海プリンたるものが有名らしく、購入しました。固すぎず柔らかすぎず、なめらかでほっこり懐かしくなるような甘さでした。

夜は旅館の料理を部屋食でゆっくりとでき、海鮮が中心で全て新鮮でおいしかったです。煮つけに揚げ物、刺身まで十分に魚料理を楽しめました。お酒も乾杯程度は楽しみ、部屋食なのでテレビを見て大笑いできたのも良かったです。朝も部屋食だったので、自分たちのペースで食事をすることができました。

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旅行に行った日は台風が接近中で、雨女の私が本領発揮しました。熱海に着いた頃には、空がどんよりしてきて雨がしとしと降り始め、風も強くなってきました。雨女の責任を感じて、彼に謝っていました。雨が降っていたので富士山も見えませんでしたし、海も大しけであまり近づけませんでした。車を駐車してから、傘を差して熱海駅の方に観光と食事に向かいましたが、傘の意味がないぐらい濡れました。駅前の商店街は屋根があったので良かったですが、生憎の天気と平日だったので、あまり人が歩いておらず残念な感じでした。

帰りは旅館までタクシーを使いました。まだ付き合って3か月ぐらいだったので、雨のおかげで二人がくっついている時間が多かったので、距離は近くなったきっかけになりました。お昼は以前テレビで見たローストビーフ丼を食べました。ごはんの上にたっぷり盛られたローストビーフは脂がしつこくなく、ソースがさっぱりとしていてボリュームはあったのですが、完食できました。

熱海温泉旅行の2日目は、ドライブもかねて御殿場のアウトレットに行きました。ナビの案内のもと、向かったのですが、山と峠を越えるルートだったようで、山道でのドライブになりました。この日は生憎の曇り空…出発前は「曇っているね~晴れたらいいね~」なんて話をしていたものの、山の天気を甘く見ていました。山道をぐんぐん登っていく程、霧が濃くなっていきます。雨が降っているわけではなかったのですが、濃霧です。ハイビームで運転をしていても、少し先しか、見えず対向車も全くわからない状況です。数歩先がやっと見える程度の視界の中、「怖い怖い!!笑」と二人で笑いつつも怖がりながら、彼は気を付けて運転をしてくれました。

山道なのでカーブも多く、お化けでも出るんじゃないかというほど先が見えない状態でした。少し怖かったですが、今思うと良い思い出です。やっとの思いでたどり着いた御殿場のアウトレットは、平日のおかげで混雑もそこまでしておらずのんびり過ごせましたし、人が少ないので並ぶこともなくご飯もゆっくり食べられました。

家族と韓国のソウルに3泊4日で行きました。数年前にグアムに家族で行ったときに作ったパスポートの期限切れが近づいてきたので、切れる前に一度は海外旅行に行ってみたかったことと、年末のG1レースで数年ぶりに馬券が当たって10万円の資金が得られたので、旅行会社に払う料金が10万円くらいになるような予算で行くことにしました。ネットで調べるとソウルなら正月3が日を避ければ、何とか予算内で行けるのでソウル行きを決めました。

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コストを削減するために、行きの飛行機は朝一番の羽田発・仁川着の飛行機で、帰りの飛行機は夜に仁川を発つ飛行機にしました。初日は飛行機を降りて入国用出口を出ると、現地係員に誘導されてマイクロバスに乗り込みました。

乗客の泊まるホテルはバラバラなので、ソウル市街地のホテルに順々に下ろされて、自分でチェックインをしました。それからは最終日にホテルを出るまでは自由行動です。二日目は、自由にソウル市街の観光地を主にタクシーで移動しました。タクシーは安いので非常に便利でした。

ホテルへの帰りがけにロッテホテルで、翌日の北朝鮮との国境付近に行くツアーの申し込みをしました。三日目は、朝早くツアーの集合場所に向かって、国境付近を観光しました。充実したツアーで良かったです。最終日はお土産屋さんを回って買い物をし、帰途に就きました。どこまでが適正な値段が分からなくなるくらい、値引きをされました。

以前ソウルに観光した時は、強制的に怪しいお土産屋さんに連れていかれて、今回もちょっと心配でしたが、それはなく良かったです。ソウルは、公共交通機関の料金が安くて、自由行動で観光するのに安くついて良かったです。始めはタクシーのみでしたが、後半は地下鉄で移動して、お金もそれほどかからないし乗り換えも分かりやすく、短時間で色々なところに移動できて便利でした。スマホで行き方を見ながら行けばカンタンです。

一番印象に残ったのは、北朝鮮との国境付近に行く一日ツアーです。当日は板門店が休みで行けなかったのですがそれでも楽しかったし、国境の緊張した雰囲気が伝わり勉強になりました。国境付近の高台から望遠鏡で北朝鮮国内を覗いたり北朝鮮土産を買ったり、北朝鮮の掘った国境を抜けるトンネルを見たり出来ました。日本国内では体験できないことが体験で来てよかったです。あと、ツアー料金に入っている昼食も意外に豪華で美味しかったです。国境はもちろん、移動中や観光施設のあちこちで韓国軍の兵士が見られたので、準戦時下にある国に来ているのだなと感じました。

旅行中に一番困ったのは、トイレでティッシュペーパーを流せないことです。高級ホテルでは流せるのですが、ウチが泊まったビジネスホテルや他の箇所では、まず紙を流すことができず、不便でした。こっそり流したりもしましたが・・。妻が今でも「不便だった」とグチをこぼしています。

あと、タクシーは安いし、サービスも接客態度もだいたい良かったのですが、メーターを倒さない運転手がいて、高めの料金を請求され、閉口しました(それでも5百円位ですが)。一回目は気づかず我慢したのですが、二回目以降にメーターを倒さないタクシーに乗った時はすぐに下ろしてもらいました。日本人観光客が今後もなめられたら困るので、強めの口調で毅然とした態度で伝えました。

前回ソウルに行った時と比較して、円に対してウォンが3割ほど高くなったので、物価の高さに驚きました。特に初日に入った焼肉店は、日本の高級焼き肉店なみの値段だったのでがっかりしました。以前は超高級焼き肉店でももう少し安かったのですが・・。仁川空港からソウル市街もちょっと遠かったのも困りものでした。

家族(私、夫、息子)3人で、夏休みにハワイ(オアフ島)に行きました。私自身は子供の頃(5歳の時)に一度行ったきりで、夫と息子は未経験でした。夏休みの思い出作りに最適だと思いました。8月の上旬で、4泊5日でした。目的はビーチでゆっくりする、ダイアモンドヘッドを見ながら海で泳ぐ、地元グルメを楽しむ、ショッピングをする、観光する・・・などです。そして、ホテルはエルヴィス・プレスリーがブルーハワイでロケをしたというヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジに宿泊するのも目的でした。

観光した場所は真珠湾に行き、戦艦ミズーリ記念館とボーフィン潜水艦博物館を見学しました。そして、カメハメハ大王の像を観に行きました。あまり縛られるのが好きではないので、特にオプショナルツアーは申し込まず、自分たちで自由気ままにバスに乗ってあちこち移動しました。

夫がイギリス人ですから、戦争中は敵味方の間柄。なので、第二次世界大戦ゆかりの地では、色んな事をお互いの母国の背景を交えて、話をしながら見学しました。また、子供はハーフですから、日本側からの視点、アメリカ・イギリス側からの視点、公平になるように見学しながら話しました。とても充実した観光でした。

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日本人が真珠湾で観光する日が来たのだな、と感慨深いものがありました。食事はホテル内に沢山レストランがありましたからそこで済ませたり、カラカウカ通りに行きました。本場のロコモコ・ハンバーグや、ステーキ、パンケーキ、プルド・ポークなど、ハワイならではのメニューを楽しみました。

旅行中楽しかったことは、夫婦ともエルヴィス・プレスリーの大ファンなので、ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ内にエルヴィスのブルーハワイでのロケ中に撮った写真が飾られていたのを見て、思わず大興奮した事です!あと、カラカウア通りのアロハ・シャツ屋さんで、エルビスがブルーハワイで着ていたのと全く同じアロハシャツが売っていて、購入した事!そのお店は昔からあるアロハシャツの老舗で、エルヴィスの着ていたシャツは実際にそのお店で購入したものだったとの事。そのデザインはこのお店のオリジナルだそうです。

ホテルの部屋からビーチは目の前で、息子はワイキキ・ビーチでの海水浴を凄く楽しんで大はしゃぎでした。エッグスンシングスのパンケーキは家族みんなで大興奮しました。凄く美味しかったです。アラモアナ・ショッピングセンターでアイスクリームを食べながらぶらぶらしたり、バスに乗っての気ままな観光旅行は凄く自由と開放感があり、最高でした。

感動した事は、やはり夫婦ともにエルヴィス・プレスリーのファンですので、エルヴィス関連の事です。旅行前に復習の為、しっかりもう一度ブルーハワイの映画を見てから行ったので、その映画のシーンの面影のあるところは徹底的にチェックしたりして、興奮し、感動しました。思わず、涙ぐんだりして。アロハシャツも然り、そしてウクレレも買いましたし。

英語が話せるので、言葉に不自由はしませんでしたが、真珠湾では物凄く居心地が悪かったのは事実です。アメリカ人がそばにいると、ちょっと怖くて緊張してしまいました。小学生の時にハワイに行った時は、まだ日本人が真珠湾に行くことを許されて無かったのですから、時代は変わったというか、流れたというか、そこにもある種の感動を覚えました。

後、カメハメハ大王観に行こう?!と夫と息子に言ったら、「何それ?誰それ?」と言われ、ハワイを最初に統治した英雄だよ!知らないの!?と言うと、「それが何!?」という感じで・・・。見に行っても私1人興奮していて、夫と息子は白けていたので失敗したなぁ・・・と思いました。

5年前に友人とイタリアへ行きました。8泊10日の行程でミラノからローマまでのイタリア縦断コースです。時期は4月で観光目的です。友人がクラシック音楽家なので美術館や街歩きのほか、本場のオペラを楽しむために行きました。

あとは10年前、8年前、7年前にドイツへ旅行したことがあります。1回目と3回目は1人で、2回目は友人と行きました。すべて観光目的です。ドイツは3泊5日の短期旅行です。歴史が大好きなので史跡を辿った旅でした。時期は夏もあれば冬の時もありました。

イタリアはコロッセオやウフィツィ美術館など定番の場所から、オルヴィエートの洞窟ツアーや600年以上の歴史があるパヴィア大学など、あまり人がいかないところへ行きました。添乗員無しの個人ツアーです。食事はほとんど街のレストランで食べました。

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ドイツ旅行ではノイシュヴァンシュタイン城や強制収容所など史跡巡りばかりしていました。こちらも添乗員無しの個人ツアーです。現地ガイドを頼むこともしていません。ドイツの朝食はホテルでとりました。レストランのバイキングでしたが、観光客向けに色々なメニューがあったので毎日楽しめました。

イタリアもドイツもとにかく食事が美味しくて大満足でした。歩き回るのですごく疲れるのですが美味しい食事やデザートを食べるとすぐに元気になります。現地の人たちもすごく親切にしてくれました。

イタリアでレストランに入ったとき、注文していない食後酒が出されました。レモンのリキュールです。店員のおじさんに尋ねたら「サービスだよ」と言ってくれました。レシートを見ても金額は付いていません。お会計の時に卓上カレンダーまでくれたのですが、ひとつはイタリアの風景写真のカレンダー。もうひとつは「有名な男性の彫像の『股間』ばかりを写した写真のカレンダー」でした。おじさんは笑顔で「これがイタリアン・アートさ!」と教えてくれました。友だちと大笑いしながらお礼を言ったのを覚えています。

ドイツでは一人旅の時に古い教会に入ったら、係員のおじさんが丁寧に案内をしてくれました。聖堂だけでなく、別室にある展示について教えてくれたり、賛美歌の無料視聴コーナーを教えてくれました。電子辞書を持っていたので、帰り際に例文にある感謝の文を述べたら笑顔で応えてくれました。イタリアとドイツのおじさんたちの笑顔は今でも忘れられません。

イタリアでもドイツでも物乞いに絡まれたのが怖かったです。イタリアのときはオペラ座の入り口に友人と並んでいたら、列に割り込むようにして物乞いのお婆さんが迫ってきました。英語で「NO」と言ったり、ジェスチャーで伝えているのに諦めません。建物の奥に入ったらようやく退散してくれました。ドイツではベルリン大聖堂前の広場で若い女性の物乞いに絡まれました。こちらは一緒にいた友人が追い払ってくれたのですぐに居なくなりましたが、初めての経験だったのでとても驚きました。さすがに年配の女性に大きな声で追い払うのは難しく、最後まで慣れることができませんでした。

また、ドイツは車のマナーが雑なところがあり、たとえ青信号でも横断歩道はさっさと渡らないと怒られます。クラクションは鳴らされるわ、怒鳴り声は上がるわ、慣れていないとぎょっとします。はじめて経験したときは女性のトラック運転手が私に向かって何やら喚いているのが見えました。最初、なんで怒っているのかわからなくて落ち込みましたが、どうやら自分がさっさと先に行きたいから「どけ」と言っているようです。そういう文化で、気にせず無視すればいいと知ってからは気にしなくなりましたが、やはり見知らぬ人が怒鳴る姿は怖いですし、ドキッとさせられます。

メキシコのメキシコシティとカンクンにお友達と5月終わりから6月初旬にかけて行きました。メキシコの5月下旬から6月初旬は暑く、歩いているだけでじわじわと汗が出てきます。そんな暑いメキシコシティとカンクンの2都市に合わせて約1週間の旅をしました。メキシコシティへはマーケットで伝統的なお土産やシルバーアクセサリーなどお買い物目的で、カンクンへはビーチリゾートを堪能することとピンクレイクと言う観光地へ行くためにメキシコへ行きました。

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メキシコシティでは、有名な図書館「Biblioteca Vasconcelos」と3つのマーケットへ行きました。一番好きだったのはサタデーマーケットです。名前の通り土曜日しか空いていないですが広い敷地に沢山の出店が出ており、刺繍やシルバーの商品など私が欲しかった物がたくさんありました。タコスやチュロスなど本場のメキシコ料理は、最高に美味しかったです。メキシコビールもリーズナブルで種類もたくさんあり満足でした。

また、カンクンではピンクレイクへ行くツアーに参加しました。カンクン市内から目的の場所までは4時間ほどかかりましたが、途中で小さな町を車窓から見たり古い地元の教会へ寄り道したり、あっという間でした。目的のピンクレイクは水がピンク色で感動しました。ガイドさんは日本人で、現地の小話を聞いたりガイドさんを介してドライバーさんとお話ししたりとても楽しかったです。カンクンリゾートでは海が真っ青で感動しました。

メキシコは自分の中では少し怖いイメージでしたがメキシコシティとカンクンは気さくな人が多く、市場へ行くと沢山の人が「senorita」と声をかけて下さいました。もちろん商売の為でしょうけど、ゴリ押しされる事もなく買い物をしっかりと楽しむことが出来ました。スペイン語は全く喋ることが出来ませんが、翻訳アプリを使いさらに英語を混ぜながら現地の方との会話も楽しかったです。お互いに単語を並べて会話するので案外通じるものです。

ご飯をオーダーするときはメニューが全く読めないので「こんなものが食べたい」と伝えてオススメのメニューを頼みました。どの料理もすごく美味しかったですが、チュロスやアイスココアなどデザートや甘い飲み物はすこぶる甘くてびっくりしました。喉が渇くほどの甘さでしたが、笑顔で勧められたので全部たいらげました。

カンクンでは今までに見たことのない青い海が広がっており、感動しました。特に飛行機から見る海は所々色が違っていて、引き込まれる美しさです。私が行ったビーチには海の家の様な売店は無く、持って行った浮き輪は自分達で膨らませたのも今となっては笑い話です。ビーチで美しい海を眺めながら日陰でのんびりと過ごし、最高の旅行となりました。

海外旅行の際は出来るだけ夜はホテルにいることを心がけていますが、この旅行の時はホテルのオプションに歯ブラシが無いことを忘れていて、歯ブラシを夜中にコンビニまで買いに行きました。1人では心配だったのでお友達に付いてきてもらいましたが、夜の街は昼と違い若い方々が盛り上がっていたりテンションの高い方が大声で話しながら歩いていたり、もしかしたら思い違いかも知れませんが少し怖かったです。

近くのコンビニでは歯ブラシは売っていなかったのでドラッグストアまで再び歩きました。どちらも距離はホテルから歩いて5分以内ですが知らない街で右も左も分からない状況で、距離が長く感じました。また、メキシコシティからカンクンへ行く飛行機では今までで1番強い揺れを体験しました。アナウンスはスペイン語のみで理解できず、全く何が起きているのか分からなかったので怖かったですが無事に着陸しました。本当に、何度も激しい揺れが起きていたので着いた時は心の底から安心しました。